NEWS ZERO 福山雅治20周年の道標
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2009年12月24日(木)、「NEWS ZERO」がデビュー20周年を迎えた
福山雅治さんにスタジオでインタビュー。
福山さんが20年をふり返りながら、自身が提供した「NEWS ZERO」の主題歌
「道標」に込めた想いを語りました。
インタビュー 主題歌「道標」について
村尾キャスター:
「壊れてもまだ走り続けるわたしにもあなたは やさしく・・・」
作詞・作曲:福山雅治 2009年残響の「道標」から引用
というのが、非常に心に残ったんですね。
福山さんでもこういう状態になるのかなっと、正直おもったんですけども・・・」
福山:
「いや、よく、なってますよ。
要はそれを・・・、まぁソングライティングっていう作業自体は、
それを自覚していく作業だと思うんですけど。
その自覚ないまま、暮らしてる人っていうのもいると思うんですね。
僕はたまたま歌を歌うとか、作詞作曲をする作業があるんで、
そのことを自覚しながら進めるんですけど。
自覚しないまま、そういう暮らしや生き方をしていると、
どんどん孤独になっていくと思うんですね。
なので、そういう人たちにも向けても、という意味も込めて、
何かこう、それが道標となる人がいることで救われる、
支えられるってことになるんじゃないかと思ってまして。
そういったメッセージの部分ですかね。ここは。」
杉野キャスター:
「この道標の中には、手ということばもたくさん出てきますよね。」
福山:
「年々、自分の手が似てきて、母方に。父方じゃなくって。
色濃く、なんかそっちの血を感じるんですよね。
この似てるって、なんか不思議だなって思ったりするんですよ。
年齢を重ねるたびに。
似てるって、ほんとに繋がってるんだなぁ、血が。
っていうのを、なんかものすごい実感するんですよね。」
杉野キャスター:
「道標っていうことばなんですけど、デビューされて20年、
キーワードとなった理由、背景を改めて・・・」
福山:
「そうですね。今、僕は普通に生きてるんで、人生の答えとか意味とか、
分からないまま探しながら、その都度見つけていってる状態だと思うんですけど。
当然、迷うし、見失うし、気も変わっちゃったりするしっていうところで。
だけど、壊れてもっていう話もありましたけど、
だけど、
やっぱり壊れっぱなしで生きてることはできないんで。
何か自分を支えてくれるもの、導いてくれるものって何だろうって思ったときに、
言葉や理由や目標ではなく、この血というもの、
命そのものを信じてみるというか、よりどころにするというか、
そういった思いでつくった歌ですね。」
道標の歌詞
http://j-lyric.net/artist/a000671/l0184a4.html
まとめ
この番組出演から5年後、25周年を迎えた福山さんが、
家族について語った記事があります。
実は福山はインタビューなどで「家族のことは好きじゃなかった」と語ってきた。
というのも、父親は博打好きでほとんど家にも帰らず、
パート勤めの母が家計を支えた。家族旅行も外食も買い物の記憶もない。
その父は17才で他界してしまうが、
福山は、小学生のある日の出来事を今でも鮮明に覚えているという。
その日、まだ少年の福山は父親から「たばこを買ってきてくれ」と
頼まれたが、近所に父親の好きな「LARK」が売っておらず、
遠くまで歩いて買いに行った。
帰宅した途端、母親から「どこに行っとったんね。
そんなに時間かかって。心配するがね!」と叱られたが、
父親はそんな母親を制し、こう優しくつぶやいたという。
「いやいや待て待て、そうじゃなか。
雅治は『LARK』ば探しに行ったと。コイツは根性だけはあるとたい」
当時に思いを馳せながら福山はしみじみとこう語った。
「ぼくは後にも先にも親父に褒められたのはそれだけ。
“根性だけはあるとたい”と言われたことが成功体験としてあって、
それを支えに東京で頑張った。
この25周年は、父ちゃんのその一言で支えられてきたんじゃないかって」
「言葉や理由や目標ではなく、この血というもの、命そのもの」
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