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『精霊の守り人』綾瀬はるかのバルサ 生い立ちと家族、恋人をチェック



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出典:「守り人」の世界 | 精霊の守り人・「守り人」シリーズ 公式サイト - 偕成社

 

NHK大河ファンタジー『精霊の守り人』で

綾瀬はるかさんが主人公の「短槍使いのバルサ」を演じます。

バルサの生い立ちと家族、恋人など人間像を追ってみました。

 

 = 目 次 =

 

精霊の守り人

精霊の守り人』は原作が上橋菜穂子(うえはし なほこ)さんの書いた児童文学。

『天と地の守り人』までの全10巻に渡る『守り人シリーズ』の1作目にあたります。

NHK大河ファンタジー」では22回、実に3年をかけて全シリーズを放送します。

 

バルサの人間像(ネタバレ)


児童文学らしくない主人公

30歳、女性。

用心棒を生業とし、「短槍使いのバルサ」として名の売れた凄腕の使い手。

児童文学の主人公としては、違和感のあるプロフィールです。

 作者の上橋菜穂子さんによると、変種者も主人公の設定については、

異論があったようです。

この物語の草稿を担当の編集者さんに見せたとき、

「あのね、児童文学って、

子どもが主人公に心を乗せていける物語なのよ。

子どものお母さんみたいな年代の女を主人公にして、どーする!」

と怒られました。

引用:精霊の守り人・「守り人」シリーズ 公式サイト | 上橋菜穂子 - 偕成社

 

そんな、児童文学としては異例の主人公が生まれたときのことを、

上橋さんはこのように語っています。

レンタルビデオを見ていると、予告編がはいってますよね。

なんの映画の予告編かも覚えてないのですが、バスが燃えていて、

そこからおばちゃんが男の子の手を引いて降りてくる、

ほんの一瞬なんですが、そんなシーンがあったんです。

なぜかその瞬間に、心に何か触れた感覚があって、

「あ、これは書きたい、物語になる」って思った。

強烈に、おばちゃんが書きたくなった。

しかも、強いおばちゃんね。

バルサは私の頭の中に生まれ出た瞬間に、もう槍を担いでいたんです。

引用:楽天ブックス|著者インタビュー 上橋菜穂子さん『守り人』

 

「強いおばちゃん」という一瞬のインスピレーションから

バルサ」は生まれたんですね。

精霊の守り人』は、ものすごいスピードでどんどん頭の中にストーリーが

駆けめぐって、書けたそうです。

この児童文学らしくない主人公だからこそ、大人にも読み応えのある人気作品に

なっているのではないでしょうか。

 

おいたちと家族

バルサはカンバル王国という国に生まれます。

父親カルナは国王の主治医です。

母親は早くに亡くなり、兄弟や姉妹はいません。

ユーカという叔母(父カルナの妹)がいます。

カルナは、国王の弟ログサムの陰謀のため、国王の毒殺を強要されます。

カルナの親友に国王の親衛隊〈王の槍〉きっての最強の槍使いのジグロがいました。

カルナは、陰謀に加担することで娘も命を狙われると考え

バルサを連れて逃げてくれるようジグロに頼みます。

ジグロは全てを捨てて、6歳だったバルサを連れて国を出ます。

カルナは殺されてしまい、ジグロはバルサと旅をしながら追手と戦います。

追手は〈王の槍〉としてかつて共に王を守った仲間でした。

バルサはジグロから武術を学びながら、凄腕の短槍使いに育っていきます。

やがてジグロは病死してしまい、バルサは「短槍使いのバルサ」として、

用心棒を生業として生きていきます。 

 

武術の才能

バルサは父を殺したログサムに復讐するため、ジグロに武術を教えてくれるよう

頼みます。

ジグロは、女でまだ子供のバルサに武術を教えようとはしませんでした。

しかし、ジグロが追手と戦った後、自分が死んでも生き延びられるようにと

8歳のバルサに武術を教え始めます。

バルサが修行する姿を見て、ジグロがつぶやきます。

「……おまえは、天性の武人だ。おまえが武術をやるようになるのは、

運命だったのかもしれんな。」

引用:上橋菜穂子『闇の守り人』新潮文庫、2007年)

 バルサは武術について、天性の才能を持っていたのです。

 

流れている血

バルサは30歳を超えると、用心棒稼業をいつまで続けたものかと考えたりもしますが、

闘いの中に身を置くことを好む性格を自身の中に見出し、用心棒稼業を続けます。

バルサの中には根っから武人の血が流れています。

 

背負うもの

6歳のバルサを連れて逃げ、追手と戦いながらバルサを育てたジグロは、

バルサが大人になってから病死してしまいます。

父を殺したログサム王は死に、復讐は意味がなくなります。

しかし、バルサは自分のためにジグロが人生を犠牲にし、追手となった8人の友を

殺さなければならなかったことに負い目を抱いています。

その心の古傷と向き合うために、故国カンバル王国に戻るのですが、

思わぬ事件に巻き込まれます。

それが、『闇の守り人』の物語となっています。

 

恋人

バルサが10歳ぐらいのとき、ジグロとバルサは新ヨゴ王国の山中で、

呪術師の小屋に数年間身を寄せます。

そこに呪術師の弟子として住んでいたのが、バルサの2歳下のタンダという

男の子でした。

バルサとタンダは互いに惹かれあう仲です。

チャグム皇子が、

「なぜ、バルサを娶らぬのじゃ?このほど仲がよいのに。」

引用:上橋菜穂子精霊の守り人新潮文庫、2007年)

 とタンダに聞きますが、

「ジグロはバルサを守るために追手となった8人の友を殺した。

バルサは代わりに8人の人の命を救うという誓いを立てた。

それを果たすまでは人の妻にならないだろう。」

というように答えます。

 

まとめ

 バルサは「強いおばちゃん」という原作者のインスピレーションから生まれました。

天性の武人にして闘いを好む血が流れています。

精霊の守り人』は幼い皇子を、『神の守り人』は幼い兄妹を救う物語です。

そこには深い母性愛があります。

さらに、自分を救うために人生を捨てたジグロへの思いと、バルサにはとても奥深い

人間像が描きこまれています。

また、ドラマではバルサの槍を使ったアクション場面も多いと思われます。

綾瀬はるかさんいわく、

「アクションはやってみたかった。」

と言っていて、トレーニングもかなり積まれているとのこと。

奥深い人間像の表現とともにそのアクションも注目です。