インフルエンザ2016 重症化の危険、薬と異常行動、ワクチンについて



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出典:東京都感染症情報センター » 東京都インフルエンザ情報(2015-2016年シーズン)

 

東京都によりますと、インフルエンザに感染した患者数は3週連続で増加、

1月28日には「流行注意報」が出される見込みとの報道がありました。

3月まではインフルエンザの流行シーズン、しばらく注意が必要です。

重症化の危険、薬と異常行動、ワクチンについて、

東京都、政府広報、厚生労働省の情報のまとめとリンクをご紹介します。

 

インフルエンザの症状

のどの痛み、くしゃみ、鼻水、咳とくれば、カゼの症状ですが、

インフルエンザにも現れます。さらに、38℃以上の高熱や頭痛、関節痛、

筋肉痛などの全身症状、急激な発症がインフルエンザの特徴です。

重症化すると、お子さんでは急性脳症、免疫力の低下した高齢の方では肺炎などを

発症する恐れがあります。

 

重症化する危険が高い人

高齢者

幼児

妊娠中の女性

持病のある方

喘息のある人

慢性呼吸器疾患(COPD

慢性心疾患のある人

糖尿病など代謝性疾患のある人 など

引用:インフルエンザの感染を防ぐポイント 「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」:政府広報オンライン


感染経路

感染経路は飛沫感染と接触感染です。

飛沫感染

くしゃみや咳の飛沫とともに放出されたウイルスを口や鼻から吸い込む。

接触感染

ウイルスのついたスイッチ、ドアノブ、つり革に触れた手で口や鼻に触り取り込む。

 

予防

飛沫感染、接触感染を避けるためのポイントは、

「手洗い」

「マスク着用」

「咳エチケット」

です。

正しい方法を政府広報オンラインからご確認ください。

インフルエンザの感染を防ぐポイント 「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」:政府広報オンライン


ワクチンの効果

インフルエンザの対策のひとつにワクチンがあります。

接種すれば絶対にかからないというものではありません。

ある程度の発病阻止、そして重症化を阻止する効果があるようですが、

その効果も100%ではないようです。

インフルエンザQ&A|厚生労働省 


薬と異常行動との関係

過去、抗インフルエンザ薬と異常行動との関係が問題になったことがありました。

医薬品を服用していない場合でも異常行動が現れるという報告があるそうです。

 

インフルエンザに罹患して、自宅において療養を行う場合には、

突然走り出して2階から転落する等の事故を防止するため医薬品の

服用の有無にかかわらず、少なくとも発症から2日間、

保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮してください。

インフルエンザ罹患に伴う異常行動の研究については、

厚生労働省ホームページの下記アドレスに掲載されています。

インフルエンザ罹患に伴う異常行動研究 [1,164KB]

○異常行動の例

・突然立ち上がって部屋から出ようとする。

・興奮状態となり、手を広げて部屋を駆け回り、

 意味のわからないことを言う。

・興奮して窓を開けてベランダに出ようとする。

・自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない。

・人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す。

・変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る。

・突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする。

引用:インフルエンザQ&A|厚生労働省 

 

まとめ

外出を避けるのが一番の対策ですが、なかなかそうもいきません。

お子さんや高齢の方は重症化しないよう、特に注意が必要です。

予防方法と発症時の対処情報についてご確認ください。