「真田丸」視聴率20%超、長澤まさみ、黒木華の登場でさらにアップか
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昨日放送のNHK大河ドラマ「真田丸」第2回、視聴率が20%超え。
「八重の桜」以来3年ぶりとのことです。
17日に放送された俳優堺雅人(42)主演のNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜午後8時)の第2回の平均視聴率が、関東地区で20・1%(関西地区21・8%)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。
大河ドラマの20%台は13年の「八重の桜」の初回で記録した21・4%以来、3年ぶりとなる。
武田信玄没後9年、長篠の戦で、武田軍が織田軍の鉄砲に大敗を喫して7年。
浅間山は48年ぶりに噴火。
武田家家臣団は、寝返りが相次ぎ、甲斐の名門武田は遂に滅んでします。
第1回から第2回と、風雲急を告げるめまぐるしい展開でした。
織田軍が西を侵し、皆が西に気を取られてる際に、
南の徳川を警戒する機智をみせたり。
かと思うと、危険を顧ず駿河を偵察、徳川方に見つかって追われる無鉄砲さを
みせたり。
才気と奔放さが伝わってきました。
大泉洋さん演じる兄の真田信幸は、対照的に父、昌幸の命に忠実で、定石を重んじる
性格で、好対照です。
それぞれ次男らしさ、嫡男らしさがよく表れています。
信繁については、兄の信幸が
「物事柔和忍辱にして強からず。言葉少なにして怒り腹立つことなかりし」
の評を残しています。
堺さんの柔和さがぴったりです。そこに堺さん独特の軽妙さも加わって、
若き日の信繁が生き生きと輝いています。
脚本・演出は三谷幸喜さんですが、堺さんいわく、
「信繁をこう演じてほしいという三谷さんからのリクエストは
ありません。
『いまは好きにやれ』という時期なのかと勝手に解釈しています。」
何も言われないんですね。俳優の個性をそのまま生かすということでしょうか。
2人の父親、真田家当主の真田昌幸は草刈正雄さんが演じています。
1985年放送の「真田太平記」では信繁を演じていたんですね。
武田家の信頼厚い、才気あふれる武将を演じています。
ときとして、とぼけた物言いで、ちょっとつかみどころのない器の大きさを
感じさせてくれます。
計略を駆使して家康に恐れられ「表裏比興の者」と言わしめた片鱗がのぞきます。
この親子、三者三様の個性が、互いに引き立てあって、見ていて楽しいですね。
新府から真田の里に一家そろって無事にたどり着いたものの、
情勢は、武田家は滅亡、織田・徳川郡が領内に進攻してくるという、
危機のまっただ中。
これから一族の存亡をかけての戦国サバイバルに突入です。
とは言いながら、若武者信繁、恋もしなければなりません。
忙しいです。
第2回の予告では、長澤まさみさん、黒木華さんが登場していました。
前評判では、「最終秘密兵器」との呼び声高かった長澤まさみさん、第3回でもはや投入されるようです。
織田・徳川、北条、上杉とのかけひきもおもしろくなっていくでしょう。
これから、さらに視聴率は上がっていくのではないでしょうか。
第1回、第2回をまだ見てない方は、NHKオンデマンド でご覧ください。