クローズアップ現代キャスター国谷裕子さん降板、過去の経歴と今後は?
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出典:女子アナ & 気象予報士 : 国谷裕子 ☆ クローズアップ現代〜NHK
のキャスター国谷裕子(くにやひろこ)さんが3月で降板することになりました。
1993年からとのことですので、23年間の長期にわたります。
まさに「クローズアップ現代」の顔として、活躍されて
きただけに残念です。
4月以降は、放送時間を変更、番組名も
「クローズアップ現代+(プラス)」
として内容を刷新するということです。
2014年5月放送の「追跡“出家詐欺”~狙われる宗教法人~」。
この内容について、「やらせ」問題が指摘されていました。
これを受けて、「内容を一新する」とのNHK上層部の意向によるものです。
プロデューサーは、キャスター継続を主張したようで、
国谷さんとしては、とんだとばっちりというところです。
国谷さんのこれまでと今後
国谷さん、今後はどうされるのでしょう?
そのキャリアを生かすとすれば、やはり政治活動、あるいは
社会活動の道でしょうか。
23年間、NHKのキャスターとして政治、経済、社会問題に
切り込んできたキャリアなど、持とうと思っても
持てるものではありません。
しかし、そんなキャリアを積み上げるのはやはり、
平坦な道のりではなかったようです。
外国の大学を卒業後、外資系の家庭用品メーカーに入社、
仕事内容に納得がいかず、一年足らずで辞職。
その後、ヨーロッパを中心に3カ月ほど旅するも、
仕事の方向が定まるわけもなく、帰国。
キャスターになった後も、スタジオキャスターを降ろされて
リポーターを言い渡される。
その半年後には、リポーターの仕事もなくなるなど。
数々の挫折を乗り越えて、積み上げたキャリアなのですね。
「一人前でありたい」 国谷裕子が語る仕事-1
https://www.asakyu.com/column/?id=702
「一人前でありたい」 国谷裕子が語る仕事-2
http://www.asakyu.com/column/?id=705
先輩キャスター達の道
過去、キャスターから政界に転身、あるいは言論活動で
活躍されている方は何人もいらっしゃいます。
小池百合子さん(衆議院議員)
「ワールド・ビジネスサテライト」のキャスターをされてました。
中東問題が混迷を深める世界情勢に、アラビア語のスキルで
切り込みました。
(沖縄及び北方対策)、防衛大臣と要職を歴任。
日本初の女性首相が誕生するとすれば、この方ではないでしょうか。
略歴
昭和27年7月兵庫県芦屋市生まれ。
昭和51年カイロ大学社会学科卒業。
アラビア語通訳を務め「ワールド・ビジネスサテライト」などでキャスターとして活躍。平成4年、政界に転身し現在まで参議院議員1期、衆議院議員8期連続当選。15年9月環境大臣就任に加え、16年内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)を兼任。元内閣総理大臣補佐官(国家安全保障問題担当)。19年7月には女性初の防衛大臣を務める。
「クールビズ」の仕掛け人。「大義」を国民が「共感」できる政治を心がけている。
小宮山洋子さん(衆議院議員)
NHKにアナウンサーとして入社、一貫して報道番組を
担当。その後、NHK解説委員を務めました。
元NHK解説委員・アナウンサー。本名は、根岸 洋子。
衆議院議員(4期)、厚生労働大臣(第14代)、元東京大学総長の加藤一郎は実父。
小宮山 洋子 オフィシャルブログ Powered by Ameba
櫻井よしこさん(ジャーナリスト)
日本テレビ『NNNきょうの出来事』のメインキャスターをされていました。
女性ニュースキャスターの草分け的存在です。
ちょっとハスキーな声でゆっくりとした話し方をされますが、
討論番組では、その緻密な情報力と堅固な理論に、
相手がたじろぐ姿がよく見られます。
日本屈指の論客です。
プロフィール
ジャーナリスト、国家基本問題研究所理事長。
クリスチャンサイエンスモニター紙 東京支局の助手としてジャーナリズムの仕事を始め、アジア新聞財団 DEPTH NEWS 記者、東京支局長、NTVニュースキャスターを経て、現在に至る。2007年にシンクタンク、国家基本問題研究所を設立し、国防、外交、憲法、教育、経済など幅広いテーマに関して日本の長期戦略の構築に挑んでいる。
・ベトナム生まれ
・新潟県立長岡高等学校卒業
・ハワイ大学歴史学部卒業
まとめ
「クローズアップ現代」の降板は、国谷さんにとっては
とんだとばっちりだったでしょう。
しかしながら、先輩キャスター達の卒業後の活躍をみれば、
これは大きなチャンスなのかもしれません。
今年2016年7月には、参議院選挙がやってきます。
すでに各政党からアプローチがされているのではないでしょうか。
大学で教えるとか、女性版池上彰さんになる、というのも考えられます。
いずれにしても、才能とキャリアを生かして、
今後、さらにご活躍していただきたいと思います。